あんしんネット公式サイト

遺品整理と福祉整理の「あんしんネット」。不正見積もりばかりの業界に風穴を開けます。

詳しくは公式サイトをご覧下さい。
あんしんネット公式サイトトップ
遺品整理
福祉住環境整理
不要品整理・特殊清掃
参考料金・実例
お客様の声


5月とはいえ、夏日を記録するその日の作業は、スタッフの誰もが汗まみれとなり、きついものとなりました。

おばあちゃんは、「お兄さんたち、良く動いて大変だねー。でも、きちんと仕事しているから、立派なもんだ。うんうん・・・。」
別段作業が邪魔されるわけではありませんので、私たちも親しくおばあちゃんと会話をします。

「ところで、あんたがたは引越し屋さんなのかね?」
微妙に違う私たちの仕事ですが、
「引っ越しもやるけど、専門は遺品の整理をしているんだよ。亡くなられた方のお部屋の片づけだね。」

「そっかー、そういえばあんたがたがやってるお部屋の人は、先日病院で亡くなったんだってね。弟さんが挨拶に来てたからね。
ここには40年も住んでいたんだよね。若い時から働きもんだったね。・・・」
昔からの馴染みの方だったようで、昔話を伺いながら、おばあちゃんが出してくれたおせんべいを食べていました。

「でも、丁寧に仕事をやるんやね。
私のとこもあんたたちにやってもらいたいけど、やってもらえるのかな?」
おばあちゃんが、ご自分の遺品整理の依頼をされていると思った私は、
「大丈夫ですよ。でも、おばあちゃんはまだお元気だから、まだまだ先の話になりますよ。」

「いやね、遺品の片づけではなくてね、来月あたりに市営住宅に引っ越すから、その時の引っ越しなんだけど・・・」

おばあちゃんは独居ではなく、ご主人とお二人での生活で、以前から申し込んでいた市営住宅への入居が抽選で当たったそうです。今まで引越らしいことをしたことがなく、どこに依頼していいのかと、悩んでいたとのこと。
あんしんネットでは、遺品整理はじめ不用品整理、さらには引越しのお手伝いも行なっています。ですから、おばあちゃんには私たちの名刺と会社案内のリーフレットをお渡しし、
「いつでも言ってもらえれば、見積もりに伺いますからね」と伝えて、安心してもらうことにしました。

それから数週間が過ぎたところで、会社に一本の電話が。
「引っ越しが決まったから、見積もりに来てくださいね」との言葉を受けて、見慣れたアパートへと伺いました。

お部屋の中は、高齢者の夫婦暮らしにしては、さっぱりと片付き、物の量も2t車にゆったりと積み込める程度です。
お二人は現在生活保護を受けられているとのことです。
これまでの生活ぶりはじめ、色々とお話を伺う中で、「なるべく負担がかからないようにしなければ」と思い、会社には申し訳ないのですが、見積もり金額も普段の額より落して提示しました。
おばあちゃんやおじいちゃんの健気な生活ぶりに、気持的なものとして、利益を度外視した見積もりをしてしまったかも知れません。
ですが、私たちが動いて、力を精いっぱい出して、引っ越しのお手伝いができるならば、きっとご夫婦は喜んでくれると確信しています。
80歳を超え、お二人とも足腰がお悪い様子。
引越し先は、エレベーターの設備のない3階部の居室です。これからのことを考えると、なぜ市の担当の方がもっと階下の部屋に決めてあげなかったのか、疑問を持ってしまいます。
もっと、このご夫婦とお話を交わすことにより、お身体具合にしても生活全般のことが理解できると思うのです。
これでは、高齢者への虐待としかいいようがないと、怒りすら覚えてしまいます。
毎日の暮らしの中で、階段の上り下りは、生活者にとっては大変なものです。
相手の立場をくみ取った、そんなケアがのぞまれるのですが、健常者にとっては些細なことも、高齢者には重大なことなのです。
また、人は誰もが年老いていきます。
数十年後の自分の姿を想像してみることも必要でしょう。

でも、おじいちゃんにしてもおばあちゃんにしても、新しい場所での生活を楽しみにしているようです。
電気設備で、どんな蛍光灯をつければいいか、などの質問に対しても、室内の図面を拝見してアドバイスを行ないました。また、たん笥の配置や引っ越しに伴う家財の梱包についても分かり易く説明し、十分に理解をいただきました。

遺品整理のみならず、引っ越しでも気持ちを込めてお手伝いをさせていただきたいものです。
おじいちゃん、おばあちゃん。当日の引っ越しは、こんな気持ちでのぞむ私たちに任せてくださいね。

コメントをどうぞ

*