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今月は入院を余儀なくされてしまいます。
2年前にひきおこした「大腿骨頸部骨折」。その骨折の治療方針としては、まだ高齢期ではないということもあり、接合手術を行ないました。術後1年にして、接合部分がつながると医師より伺い、1年を経過した段階での検査で、その傾向が認められました。
その後、さらに経過観察となり、3か月に1度の割合でレントゲン検査を受けていたのですが、昨年の秋口より接合部分に痛みが出て、歩行が困難な状態となったのです。
1年間以上も片方の足をかばいながらの歩行でしたから、てっきり筋肉痛がひどくなったのかと思っていましたが、写真で見る限り、骨頭部分の崩壊も見られ、接合の為にいれてあるピンがすでに軟骨にあたり、そこで痛みが生じたようです。
セカンドオピニオンを求め、別の病院での精密検査の結果、人工股関節置換手術を行なうことになりました。
それが今月末の施術となりますが、今回は入院期間は2週間。手術後の翌日にはリハビリ開始となります。
前回、術後に大変なリハビリを経験したので、それに比べると回復は早いとのことです。
以前もブログで記述しましたが、大腿骨の骨折とは無関係と思っていたのが、いきなり自分の身にふりかかり、長期入院やリハビリ、杖歩行など多くの経験をしました。
これが高齢の身ならば、寝たきり状態になったのかも知れません。
考えていくと恐ろしいことなのですが、私だけではなく、だれの身に降りかかってもおかしくはないのです。
生前整理のセミナーなどでは、私の実体験を交えてお伝えしていますが、やはり健康にこしたことはありません。
ここ半年は、自分がおこなった見積りの場合は、その現場に出てはいますが、最前線で指示を出せない苛立ちもあります。もちろん重たい物は持てません。一日でも早く、通常歩行はもちろんのこと走ることができる身体になりたいと切に思います。
石見の講演風景

ブログの更新も、ついご無沙汰となってしまいましたので、最近のあんしんネットの近況をお伝えします。
現場としては、福祉住環境整理依頼が多くなっています。状況的には、かなり危険度の高まったゴミ部屋が多いようです。緊急性のある整理依頼とも言えますが、そのような現場にしてしまった高齢者への支援体制が、まだまだ地域では不十分であると感じてしまいます。
現在、国が指標として出している「地域包括ケアシステム体制作り」はあくまでも指標であり、最前線の現場は、そのようなことに時間をかけてはいられないというのが実情です。
私たちにも、地域ケア会議への出席要請が入りますが、できる限り参加して、他の地域での支援の在り方などをお伝えしています。まだまだ多職種との連携がとられていない状況が見えてしまいます。
高齢者の見守りと支援を考えるときには、多くの部署(多職種)との横の連携が求められるのですが、介護は介護職のみ、福祉は福祉職のみというように、別の職種との関りを多く持っていないようにも見えます。包括的なケアとは、高齢者に関わるいろんな分野の方が寄り添って、支えていくのが理想的です。そんな理想の体制を整えている地域が、国内では少ないという現実もあります。首都圏の多くの地域包括支援センターと関わるあんしんネットは、セミナーでもそのようなことを現場目線でお伝えしています。
4月は、セミナー活動は私の入院生活もありお休みとなります。しかし、5月からは残念ながら(私にとっては・・・)、多くの会場に駆けつけます。年をおうごとに出講要請が増えていますが、すでに580会場を超えています。講演料や交通費をすべて辞退し、参加者への資料もあんしんネットで全て用意しています。でも、講演を聞かれた方が、より良い生活を送ることができれば、それにこしたことはありません。
講演活動による報酬をあてにすることなく、こつこつと日々の業務にあたり、多くの方の依頼に誠実におこたえする、そんな心構えで続けていきたいと思います。
まもなく平成の御代が終わります。新時代が要望する整理業務にも対応できる、そんな整理術を構築していきたいとも考えています。

今日は8年前に東日本の大震災が発生した日です。被災され亡くなられた方々への菩提を祈念申し上げ、一日でも早い復興ができることに思いを馳せたいと思います。

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