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ここ連日、「孤独死」や「孤立死」に関わるニュースが飛び交っています。
内容を見ると、高齢者が室内で亡くなっていますが、嘆かわしい事実です。

各地の行政機関では、このような事例を解消するための検討を進めていますが、現実にはまだまだ具体性をおびていないようです。

私たちあんしんネットでは、以前よりその問題性は指摘していますが、もちろん私たちも答えが見つかっていないというのも事実です。

「見守り」という言葉が浮かび上がりますが、高齢者の中でも、「人から見守られるのを好ましく思っていない」方がいます。そんな方々に、見守りの制度を果たして適用させることができるでしょうか。
また、健康な高齢者は、人様の世話にはなりたくないと、思っている方もいます。
介護保険にしても、病気や疾患により、個人の意思で保険を申請することになっており、その申請がなければ、行政機関との結びつきはなかなか生まれないものです。
個人情報の保護ということで、情報の共有も難しいものがあり、横の連携が取れにくいというのも役所の悩みの種です。

おそらくこの見守り制度に関しては、例えば火災報知機みたいに、どの家庭内にも設置義務をおわせて、センサーなどを強制的に取り付けなければ解消できないようです。
民間企業の中でも、見守りのためのセンサー設置はすでに導入はしていますが、それも未だ十分に普及していないのは、コスト面だけの問題ではなく、孤独死や孤立死に対しての日本人の意識の薄さも影響しています。
統計上、今後ますます独居高齢者は増えていきます。それも急増することは間違いない事実です。
少し前までの日本人は、隣近所とは密な関係を持ち、時にはお世話をやくことも多々ありました。
しかし、現代では、都市化と西洋化(個を強調するところ)の波にのり、日常生活では他に介入しない、またはさせないことを前提に生活を続けています。
町を歩けばどこにでも居た「お節介」おばさんの姿も、いつしか消えてきたようです。
地域に根ざした民生委員の方に話を伺っても、なかなか玄関口より中に入れてもらえないという現実があります。

このような現実を踏まえて、孤独死対策を練っても、根本的に解決案は出ないような気がしてなりません。
いくら制度やシステムを作っても、それに乗っかる人の意識が薄ければ、机上の空論で終わってしまいます。
問題の本質は、おそらく日本人の意識や生活習慣、果ては文化にまで辿らなければ見えてこないようです。

あんしんネットでは、たんなる整理会社ではなく、そのような問題と真摯に向かい合い、解決に向けての動きを今年は続けていきます。
最近は、地域包括支援センターからの講演依頼が入ります。また各地の保健福祉事務所よりも講演会や勉強会への参加が求められています。
もちろん無償で参加させてもらっていますが、真に日本の社会のためになることであると考えていますから、喜んで出向いています。

今年は動きある企業として、あんしんネットは社会問題に向き合っていきます。
「孤独死」や「孤立死」のない社会。
そのような社会が一日でも早く訪れることを期待してやみません。

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