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「無縁社会」の担当記者とも良く話すのですが、個人的な見解で述べると、この世に生をうけた人間に「無縁」ということはあり得ないということです。
人は生きていくうえで、様々な恩恵を受けています。
それが生きていく為の食物や金銭であったり、物質的なものでなくても、多くの精神的なものも受け入れて生活を続けているのです。
そのような事象をとらえて、仏教的な言葉として「縁」が生まれ、ありとしあらゆるものは縁によって生かされているとお釈迦様は遠い昔に説きました。
「無縁」ということは、人としての生活を否定するものであり、人が作り出している社会では、本来は成り立たないものであるとも言えます。
しかし今、日本の社会の中では、この言葉が一人歩きして、ひとつのブームを作り出しています。

年末に向けて第3弾が放映される予定ですが、今回の放映をもっと深く掘り下げた取材を続けてもらいたいものと期待しています。

つい先日、都内のとある地域包括支援センター長と話をしましたが、一つのセンターが高齢者を見守るには限界がきているとのこと。
その一つには、高齢者の数が増えてきていること。
また、個人情報の保護により、正確な情報が手元に届かないということ。
センターの人材が不足していること。
すべてを地域包括支援センターに任せるには、システム上の問題と人的、さらには財政的なものを揃えてあげなければなりません。
高齢者のことを把握してない行政サイドに問題があるとは、決して言えないのが現場の真の姿なのです。

あんしんネットが請け負う「福祉整理」は、高齢者との関わりが多く、現場と現場とのやり取りの中で、自ずから問題点が見えてくるのです。

年金と関わる高齢者の行方不明問題にしても、明らかに個人の意識の問題が浮かび上がります。
相談する他人がいないという主張もありました、人と人との関わりを否定する自分がいるかぎり、問題の解決には決してつながりません。
純粋に父母を思う気持ちがあるならば、父母がどこにいて、どこでいつ亡くなったかは、子として生まれたならば、知っておかねばならない重要な出来事です。
世界の中で、このような現象がでているのは、おそらく日本だけのことであり、おかしな国日本、というレッテルを貼られてしまいます。

今、日本人は、古から培われた文化や伝統を大きく踏み外して、足場の悪い道を歩みはじめていると思うのです。
悪路でデコボコの道。
デコボコを、応急処置的に舗装しても、進む道の最終点を見誤ると、断崖絶壁の上に立たされてしまいます。
まさに、その修正位置に差し掛かっていると思えてならないのです。

孤独死現場の整理はじめ高齢者の福祉整理現場から、問題点は常に見えてきます。
今後とも、あんしんネットでは、地域包括支援センターとも連携をはかり、時には現場作業、時には勉強会を通じて、それらの問題解決に向けての活動を続けていきたいと思います。

猛暑日の中での連日の現場作業となっていますが、暑さに負けることなく、あんしんネットスタッフは頑張っています。

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