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遺品整理と福祉整理の「あんしんネット」。不正見積もりばかりの業界に風穴を開けます。

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7月になりましたが、天候は思わしくなく、全国的に悪天候続きです。特に九州地区は大雨洪水警報が発令され、避難を余儀なくされた方も多く、何事も起こらないことを祈るのみです。

あんしんネットへの整理依頼は、天候に左右されることなく、首都圏を中心に見積もりや現場作業へとスタッフは時間を惜しむことなく動き回っています。

私も先日は2件の見積もりへと出かけましたが、お客様と整理に関することを色々とアドバイスさせていただきました。

ここにきてやっと杖歩行から卒業できたのですが、まだ体のバランスをとるのが十分ではなく、毎日リハビリの大切さを身でもって知らされています。すでに現場へも出て監督を務めるようになりましたが、重たい物は持てませんから、仕分け・梱包作業と指示出し係に集中しています。

無料講演活動も、ついに600回を超えて、自分でも自分を表彰してあげたいと思いますが、その思いとは別に、多くの方から講演オファーが連日のように入っているようです。日程が空いていれば、その場で引き受けますが、結構水曜日に集中する傾向があり、ダブった場合は日程をずらしてもらうように調整してもらっています。

最近のテーマで多いのは、「今すぐ始める生前整理」です。元気な時に、動ける時に、笑える時に整理をする大切さを伝えています。そのことを聞かれた高齢者が、今の生活をより活き活きと過ごせるように、面白くおかしくお伝えしていますが、参加者の笑顔にふれることが何よりも私にとっては嬉しい瞬間です。一人でも多くの方が元気になって、整理に勤しんでいただければ何よりです。

 つい先日のこと、今から10年以上前に「生前見積」をした方の姪っ子さんよりお電話をいただきました。

 叔母様が亡くなり、相続の手続きをしていたところ公正証書と共に私が見積を行なった際の「生前見積書」が入っていたそうです。それをご覧になって、あんしんネットへと電話をされました。

当時の叔母様とのやり取りなどをお伝えして、遺族に迷惑をかけたくないとしきりに言われていたことも伝えました。当時の覚書には、「多趣味で活動的」、「何かあった時は、全てを姪に託している」ということを記していました。

10年以上を経過して、実際に叔母様は旅立たれたのですが、今回の連絡を受けて現場作業を行なうこととなりました。

当時の見積もりをした私はもちろん現場監督。故人との生前の会話なども現場で思い浮かべて、丁寧な作業を心がけました。

フォークダンスサークルの役員をされていて、多くのダンスドレスやアクセサリーなどを仕分けながら、アクセサリー関係の物はサークルへと寄贈することにしてまとめていきました。

10年前より少しだけ家財の量は増えていましたが、そこは担当者の独断で、物量を増やすことなく、ただし、10年前の料金体系が値上がりしていますので、整理料金も若干当時の金額に加算することとなりました。

10時より作業を開始して15時には完了できましたが、家財がすっかりなくなった室内で、姪御さんと話をしました。

叔母さんがご自身の死後のことをきちんと整理していたので、本当に助かりましたと、しきりに口にされました。

私は、託すことのできる方がいて、さらにそれをしっかりと実行したからには、それが何よりのご供養につながりますと、お伝えしました。

知っている人が旅立つことは悲しいことです。ですが、その最後の整理で、故人のお見送りができたことは、悲しみを超えて嬉しくなります。

今は亡き故人の声を心で聞きながら、そして遺品の整理ができる仕事に、さらに磨きをかけて精進しなければと思います。

「遺品整理は心の整理」

あんしんネット開設当時からの標語ですが、あくまでも心を、気持ちを大切にしていきたいものです。

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