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遺品整理と福祉整理の「あんしんネット」。不正見積もりばかりの業界に風穴を開けます。

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何がおかしいのかと言えば、遺品整理の見積もりが、遺族のことを考えずに、営利追求の為に高額な料金を提示する業者が多いという事実。これはおかしな話です。

最近の弊社への問い合わせで急増しているのが、「遺品整理の見積もりをお願いしたいのですが・・。」という言葉の後に、「実は他社で見積もりをしてもらったのですが、その料金に対して納得がいかない」「どうも高すぎるような気がするのですが」という、悩んだ挙句に受話器を手にして、あんしんネットへ再見積もりの依頼です。

すでに見積もりが出ているのに、それに対して不信感を抱かれるということは、見積もり担当者の説明不足やその会社の料金規定が高いということになります。
依頼者が十分に納得すれば、存外料金が高くても、依頼をかけるケースはままあります。
しかし、信用できないとなれば話は別で、他の業者に見積もりをしてもらうということになるのですが、そのような事例が最近は多いということです。

業界としては実に情けない話です。

つい先日の事例を紹介しましょう。

場所は横浜市内ですが、集合住宅の中で、高齢者が亡くなっていました。いわゆる孤独死現場なのですが、死後経過は1週間あまり。寒い時期の1週間では、死臭はあまり発生しません。
故人は亡くなる前に下血がひどく、室内にはたくさんの血痕が残っています。
そうなると血液の洗浄もおこなわなければいけません。
業界用語では「特殊清掃」となります。
この特殊清掃というものは、あんしんネットがNHKの「無縁社会」シリーズで取り上げられ、その後多くの特殊清掃専門を名乗る業者が出てきました。
今回の現場を見ると、孤独死現場とは言っても、通常レベルとあまり差はありません。
臭いもなく、ただ血液洗浄には時間がかかるといったものであり、特別に別料金をいただくレベルではないということです。
物量は1.8tで、その量ならば作業スタッフは3名で十分にこなせます。
用意するトラックは2トン車が1台あれば十分です。
現場状況としては、すでにご遺族が家財も整理され、分別も行われていました。
その苦労たるや、脱帽です。

そこで見積もりに入った都内のとある業者は・・・・。
金額で言えば、42万円を見積書で提示しています。
この際ですから、内訳も明らかにしてみましょう。
「基本作業料金」とあり、その中に「片づけ梱包費」「撤去作業費」「作業人件費」の3項目が並びます。
一般の方には理解し難いものですが、よくよく考えてみると、撤去作業費と作業人件費の違いはどのようなものなのでしょうか?
撤去作業は人が行なうもので、その費用が撤去作業費ならば、人件費はだぶっての請求なのでは?と考えてしまいます。
では、その業者の見積もりは・・・。
物量を5トンと付けています。
先程、あんしんネットの見立てでは、1.8トンと記しました。
それを倍以上の物量にしているのです。
1.8トンが2トンくらいの見立てならば、まだ許容範囲だと思いますが、あまりにも数値が高すぎです。
同業として、憤りを感じます。
片付け梱包費も5トン分を付けて、10万円。トン単価は2万のようです(但し、単価の欄は、状況に応じていか様にも変えられるように、あらかじめここは空欄で、担当者の裁量で3万円にすることもできるという考えられたものです)
撤去作業費も5トン分で、10万円。
作業人件費は5名作業で、10万円。
明らかに異常です。

先程も記しましたが、遺族は室内で一所懸命に片づけをされて、ほとんどの物は運び出すだけの状態なのです。梱包も片づけも遺族が行なっています。
ということは、片付け梱包費は料金の付けようがないと思われます。明らかに二重請求と言えます。

さらに、特殊清掃費として8万円。
消臭作業費が3万円。
除菌剤の噴霧と称して1万円。
家電リサイクル料金が、2点で1万円。
消費税も合わせると、42万以上の金額となっています。

では、あんしんネットの見積もりを明らかにします。
この見積もりは私が行なっていませんが、現場作業では現場の一員として参加しており、物量にしても作業内容にしても正しい判定ができます。あんしんネットの新人でもある大洲が責任もっての見積もりをしています。

作業スタッフは3名。
車両費を含めて6万円。
撤去費は9万5千円。
清掃費用は3万円。
家電リサイクル料金は1万8千円。
その他の料金を合わせて、21万1千円。
大洲は、遺族側の片付けに対して、値引きをしていました。
1万2千円の値引きで、最終てきには19万9千円

前に見積もった業者の2分の1以下の料金となりますが、これでも利益の出る料金ですから、いかに不当な料金を付けているかがわかります。

おかしいものは、おかしいと、はっきりと言える会社でありたいと思います。
これは他社に対しての営業妨害ではなく、業界でおきていることを、ガラス張りにして伝えているだけのことです。

今回、血痕などはかなり残っていましたが、特殊作業の範疇に入らない清掃作業程度のものでした。臭いもなく、それにもかかわらず、消臭作業費をつけるというのも、専門業者としては首をひねってしまいます。

遺品整理で優先させるものは、遺族の気持ちをくみ取ることです。また、不安な心持を解消して、心を込めた整理を行なうこと。それを、利益優先に考えて、不当な料金を作業前から遺族に提示することは、厳に慎むべきだと思うのです。

もし、遺品整理の見積もりを取られて、料金体系に不満や疑問を持たれた方がいましたら、いつでもあんしんネットに声掛け下さい。
遺品整理のコンシェルジェとして、今後とも皆さんに寄り添って活動を続けていきます。

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コメント / トラックバック1件

  1. でくのぼう より:

    これまた調べてびっくり。
    ぼったくり??している遺品整理の会社が利用していると思わしき処分場も
    実はかなりぼったくって??いますね。
    特に川崎市浅野地区は・・・

    健全、適正化願っています。

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