8月28日13時~16時30分、オンライン(ZOOMミーティング)により、NPO法人失敗学会主催のフォーラムで、石見整理コーディネーターが講演しました。

【講演要旨】「こんな家に住んでいると、人は死にます」

私たちの整理現場で、良く口にする言葉です。死ぬ前に、何とかならなかったのかと、いつも悔やんでしまいますが、それが孤独死現場や、ゴミ屋敷現場なのです。

また今年は、コロナ禍による引きこもりも一つの引き金となり、例年になく孤独死現場への出動件数が跳ね上がっているのが現状です。まだまだ一般の方にはその実態が伝わっていませんが、現代の日本の社会が抱える課題(福祉や介護に関わる)を見ただけでも、今後ますますこのような悲惨な現場が増えることが容易に予測できます。

そこで本講演では、実際の孤独死現場やゴミ屋敷現場の実態を、まさに現場目線でストレートにお伝えしていきます。そこには、やってしまった本人の人物像や特徴も出できます。

最終的にそれらのトラブルをなくすためには、見守り活動や支援体制の確立が求められますが、公的・私的の側面から見た回避方法も、イメージとして伝えていきたいと思います。

講演後、グループに分かれてのディスカッション。発表に際して、石見よりコメントが入れられましたが、参加者の問題意識が高く意義あるフォーラムとなりました。

8月21日10時~12時、文京区民センターにおいて石見整理コーディネーターが「老い支度 今すぐ始める生前整理」と題して講演しました。

主催は高齢者あんしんセンター本富士分室で、介護者教室の第1回目として開催。

石見より、まずは心の整理をする必要性が伝えられ、介護や葬儀、遺産整理等について考えておくことが大事で、今すぐ始める身の回りの具体的な整理方法のアドバイスがありました。