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最近の整理現場で嬉しいかったことを紹介しておきます。
遺品整理現場でのこと。
あんしんネットの本社がある東京都大田区内にお住まいのお祖父様が、今から6年程前に亡くなられ、お住まいは整理がされないままに残っていました。
そのご長男夫妻が、ある夕食時、私たちが遺品整理をしている現場作業風景のテレビ番組をご覧になりました。
ご長男は、「あんなに気持ちを込めて整理している会社に、親父の家の遺品整理を依頼したいなー」と、奥様に語られました。
しかし、ご長男はすでに病におかされた身体で、そうこうするうちに入院され、秋を過ぎた頃に、還らぬ人となられたのです。
ご主人の葬儀を無事すまされ、件の遺品整理を、ご子息通じて依頼されました。

あいにく見積もりに伺うことができませんでしたが、現場監督として、その現場を仕切ることとなりました。

現場は、現在の私の住まいから500mほどの距離にあり、まさにご近所さんと言えます。
少し早めに現場入りして、作業前の挨拶をと思い玄関口へと伺うと、奥様とご子息が私の顔を見るなり「テレビで見ました。思っていた通りの石見さんですね」との言葉。
亡きご主人のお気持ちを語られ、さらに奥様の私たちに寄せる想いが、すぐに伝わってきました。
いつも通りのことなのですが、「いつもと変わらぬ作業ぶりで、気持ちを込めてやらせていただきますね」と、スタッフ揃ったところで、あらためて全員で元気に挨拶。

戸建のお住まいの中は、最近では珍しく、親子でかなり時間をかけられて整理された状態です。そんな現場に入ると、故人への想いの深さが伝わり、無性に嬉しくなります。
さらに「よくここまで整理されましたね」と、誉めてしまいます。

約5時間の作業で、打合せ通りの作業が終了。
完了時の立会いの時に、奥様の顔には、これで1つ心の荷物がなくなったとの安堵の笑顔が。私たちにとって、仕事をやり遂げたという満足感以上に、喜ばしい瞬間が頂けます。
おそらく、これが次の現場への活力になっていると思うのです。
この後に、ご子息より心温まるメールをいただき、返信をしたところ、次のようなメールをいただきました。
「あんしんネット 石見様
御丁寧なメールを頂き、また母へのお心遣いを頂戴し有難うございます。
夏からの父の闘病サポート、葬儀、祖父母の遺品・物件整理と休む間もなく来ましたので、
流石に疲れが出ているのだと思います。
母にもメールを転送させて頂きました。
本当に良きご縁でしたと改めてお礼を申しておりました。
何より、皆様いいお顔で仕事をされてらっしゃることに感心しておりました。
お顔が今どきのサラリーマンのように変に疲れていないと。
「遺品整理人・谷崎藍子」も見ていたようです。
丁寧に描かれていたドラマだったようで、監修に携わっていらしたことを納得しておりました。
私は見逃しておりましたので、次作を楽しみにしております。

「遺品整理は、心の整理」なるほどです。
この度自分でやってみて、遺品整理は、物の整理を通して故人を偲びつつ供養し、
自らのルーツや歴史も再確認するようなプロセスなのかもしれないと、そう感じました。
人が他界する環境は様々でしょうが、丸投げというのは日本社会の絆にとって残念なことですね。
遺族にとって、心を込めて厳かに関わって頂ける方との出会いは貴重なものです。
そういった意味で、この度あんしんネット様にお願いできたことは良きご縁でした。
本当に有難う御座いました。
啓蒙活動も含めた更なる御活躍を心よりお祈り申し上げます。」

こちらこそ、心よりお礼の言葉をいただき、感謝しています。
縁あって遺品整理が手伝えたことは、「無縁社会」とは違う「有縁社会」への、1つのアプローチであると痛感します。

次回は、生前予約をされた方とのやり取りを紹介させていただきます。

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