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遺品整理と福祉整理の「あんしんネット」。不正見積もりばかりの業界に風穴を開けます。

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練馬消費生活展2016梅雨がまだ明けない関東地方ですが、連日の現場入りをスタッフは余儀なくされています。

6月も今日で終わりですが、これからは暑さとの戦いとなります。

遺品整理は、孤独死現場が多くなり、福祉整理では、益々高齢者の居宅内が荒んだ有様です。

後見整理については、士業の方々からの依頼が多くなり、あんしんネットの動きは、ここ数カ月、休みを取れないくらいに動いています。

仕事的には有難いのですが、我々が出動する前に、何とかできなかったのかと、つくづく思ってしまいます。

 

孤独死現場を少なくしていくには、やはり地域での見守り活動というものが大切であり、それをシステムとして確立させなければ、今後さらに増加していくことになります。

福祉整理の現場も、早くから介護や医療と高齢者がつながり、そのサービスで支えることができれば、居室内のゴミ部屋化というのは阻止できます。

後見整理は、現在の認知症患者数や精神疾患、知的障害をお持ちの方が約1200万人という現況の中では、さらに増えていきます。

あんしんネットでは、設立当初より、これらの案件に対しての整理をいかに施していくかを考えてきましたから、スムーズに対応していますが、それでも行政や介護関係者、さらには医療や士業の方々との連携がなければ現場施工もかないません。

 

講演活動を続けていくと、その地域の他職種間の連携の有様が良く見えてきます。

見えたところで言えば、「まだまだその連携ができていない」というのが結論です。

全てがそうであるとは言いませんが、大半はまだ縦割りの中で、どの部署も動いているようです。

一例をあげると、地域包括支援センター。 様々な部署との連携を取っている包括は、非常に少ないようです。

言葉では、「地域包括ケアシステム」というものを掲げますが、行政の委託タイプの包括が多く、行政窓口からの施策命令や報告、地域住民との接触、相談受付業務に追われて、包括的なケアを考える余裕がないというのが実情です。

また、そこで動く職員の数も、絶対数が足りていません。

その中で、ケアマネや民生委員、地域の警察や消防、町会や自治会との連携を取れと言われても無理な相談となります。

今、誰が核となって行なうかが問われていますが、おそらくどの部署も、手を挙げて「私がやります」とは言えない状況に置かれているかと思います。

勤務時間内で連携をはかることができないならば、時間外での活動で連携をとるしかありません。

私の知っている包括では、毎月1回、「顔の見える異業種交流会」を開催しています。

介護事業者、リハビリ関係者、医師、歯科医師、訪問看護、葬祭関係者、整理会社(あんしんネット)、士業関係者、社会福祉協議会など、様々な職種が集い、勉強会を行なっています。

夜の6時半から8時までの1時間半です。その中で、各業界の動向も発表したり、自由に発言できる会合のあり方です。

勉強会が終わると、近くの居酒屋での懇親会となりますが、その席では名刺交換をはじめ参加者間で意見交換の時間となり、月に一度のものですが、本当に有意義な時間を持つことができます。

包括単独で地域の高齢者と関わることは無理があり、このように日常の中での連携が持てるならば、困った時は専門分野の方に相談も簡単にできるようになります。 誰が一番助かるかと言えば、その地域の高齢者なのです。

高齢者に関わる様々な業種が存在しますが、企業の利益追求のみを考えていると、その業種以外の存在をないがしろにして、本当の意味での最高のサービスを提供することができません。

あんしんネットは整理会社なのですが、どのスタッフも介護や福祉、後見制度等々、他職種の役割や業務内容にも精通するように努力を続けています。

連携が上手に取れると、整理の質もあがり、それがひいては依頼者へと向けられていくのです。 遺品整理という狭い業態から抜け出して、常に整理のパイオニアを目指していくのが、あんしんネット流とも言えます。

来月は講演会も15会場回らねばいけません。 すでに私が監督としてあたる現場は8現場。 梅雨だ、暑い、などとは決して言う事はできません。 まさに「雨ニモ負ケズ・・・夏ノ暑サニモ負ケズ」の精神で、いよいよ7月に突入です。

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