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 先日の見積もりの遺品整理日、午前7時半。
 2tトラック2台と3tトラックが現場入りします。資材は、かなりの量の段ボールを用意しなければいけません。

 あんしんネットの遺品整理は、故人の大切な品物を丁寧に仕分けして、段ボールに梱包して運び出しを行ないます。
 「何も引越しみたいに、段ボールに入れなくてもいいじゃないか」という声も時にはありますが、ビニール袋やそのままの格好で運び出すことは、それらの品物を粗末に扱うことになります。
 それらの遺品が不用とはいっても、すべてが遺品なのです。
 梱包する際も、故人のことを思いつつ、丁寧な作業をスタッフは心がけているのです。

 午前8時40分、現場到着。
 まずは近隣の方へのご挨拶をしなければなりません。そして、資材搬入を行ない、お客様とは最終の作業確認を行ないます。

 スタッフは総勢10名。全員を揃えて、現場での注意事項説明と、作業の心得を伝達します。

 いざ、作業開始。

 今回の変死現場は、すでに脱臭機材が設置されており、室内はオゾンの臭いが充満しています。この臭いも何とも表現し難いのですが、いわゆる死臭に比べるとマスクをしなくても対応できるものです。

 まずは、一番汚れがひどいソファーの撤去を行ない、そして搬出のための導線を確保するために、玄関口から片づけを行なっていきます。
 玄関は、新聞紙が山のように積まれており、さらに買い集めた食品が封を切られていない状態で放置されています。
 現場では、紙類、プラスチック類、ガラス類、食品、液体類、鉄類と品目を分けながら仕分けを進め、段ボール梱包をします。熟練したスタッフが手際よく作業して、午前中にはキッチンはじめ2部屋がまったく何もない状態になりました。

 当然仕分けの段階で、貴重品も出てきます。
 この貴重品探索は私たちの得意とする分野で、現金、通帳、印鑑、証書、貴金属、写真などで未だ見つかっていないものは、ほとんど作業を行なうことにより発見できます。
 遺族側も知らなかった物が時として出ることもありますが、そのような場合は「本当に良かった」と私たちも安堵します。
 また、現場に骨董品や書画、たくさんの書籍などがある場合は、あらかじめあんしんネットが提携している専門業者が現場に駆けつけることになります。
 もちろんこの配慮は、お客様にとって大変ありがたいシステムとなり、リサイクル品の買取りとして、また広くは貴重な文化財の保護にもつながることでしょう。
 あんしんネットでは、全ての遺品が目利きできるような教育システムがあり、現場責任者の指示のもとに、適切な処置が施されていきます。

 目利きができないと、遺品は全てが廃棄されて、残念ながら東京湾の埋立地へと運ばれ、土の中に埋め込まれてしまう、こんな運命をたどるのです。

 午後からは残りの2部屋の撤去です。
 スタッフには疲れが見え始めます。そんな時は、休憩を入れることになりますが、休憩を何度も入れすぎると、作業そのものの進捗が遅れますから、現場責任者は時には優しく、また時には叱咤激励しながらうまくスタッフの息を整えていくことになります。
 午後4時過ぎに、ほとんどの家財が運び出され、あとは室内清掃を残すのみとなります。
 お客様によっては、終日現場に立ち会われることもありますが、この現場のあまりの臭気には耐えられないとの思いにより、作業完了1時間前に連絡を取り、現場へと駆けつけていただくような事前の了解事項となっています。

 そこで携帯より連絡。
 「あと1時間ほどで作業が完了します。今から室内清掃を始めますので・・・・」
 「えーっ、あんなにあったのに、もう終わりですか?みなさん大変でしたね」
 「スタッフ一同、頑張りましたから、後は確認してくださいね」

 汚れのひどいトイレやバスルームは、特別な洗浄剤を散布してきれいにしていきます。もちろん、誰一人いやな言葉を漏らすことなく、黙々と作業を進めます。
 私たちは、現場がいかに汚くても、決して「汚い」とか「くさい」といった言葉を発しないように心がけています。
 どんなに汚くても、自分たちが頑張ることにより、綺麗にできるという思いで臨んでいますから、そんなことを言う必要もないのです。
 約1時間、全ての作業が完了です。            
 

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