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 全ての室内に入り込み、やっとの思いで見積もりが終了。

 今来た道を、再び戻り、玄関から表に出ることができました。
 私が出ると、すぐに依頼主が駆けつけてきました。

 「すみません。こんなにひどい中に入ってもらって。
 しかし、すごいですね。これをどうしたらいいのか、私には皆目検討もつきません。・・・。スーツを汚してしまって、本当にごめんなさいね」

 「スーツは大丈夫ですよ。でも、確かに中はひどい状況ですから、一日でも早く、きれいにしないと、周りに迷惑をかけるおそれがありますね。
 今日は、応急処置で汚物はなんとか撤去できましたから、臭いが外に漏れないように、さらに処置をしますね」

 玄関口から臭いが外に漏れないように、さらには室内に脱臭機を設置して、最後の処置を行ないます。

 「やっとおわりましたけど、見積もりを説明しますね。
 この室内には凡そ10トン分の家財があります。
 もちろん、その大半がゴミなのですが、遺品もあります。
 2トントラックで5台横付けしないと、すべて回収できない物量です」

 一般の方にこのように説明しても具体的に物の量のイメージがわきません。まさかそんなにあるとは思ってもいないでしょうし、そんな量を片付けるのに、果たしてどれだけの金額がかかるのか、実はそれが一番心配なのです。

 変死にともなう遺族。
 孤独死をされる方には、残念ながら家族や親族といった近しい方がいないのが大半なのです。
 振って湧いたように警察からの連絡を受けて、葬儀をはじめ死亡後の事務手続きをおこなわなければなりません。

 良く聞く言葉が、
 「故人とはもう何十年も会っていなかったんですよ。まさかこんな形で亡くなるなんて思いもよりませんでした。
 しかし、縁あって私が喪主というか始末をつけないといけないので、最期までみとってあげることにしました」

 本当に突然の不幸が、自分の身にふりかかるのですから、遠い親戚としては迷惑なはなしなのかも知れません。
 ですが、こんなことが起こると、人の心情としては、なんとか自分が整理をしなければと思うものです。

 そんな遺族に対面した時は、仕事とは言え、やはり何とかお金がかからないように、その遺族の立場になっての見積もりを心がけないといけないのです。
 会社としての営利だけを追求するのではなく、社会的に我々遺品整理屋ができることをしなければならないと痛感してしまいます。

 今回の現場の場合、どう良心的に見積もってもかなりの金額となりました。
 申し訳なくその金額を提示して、承諾をもらい、作業日の日取りを決めることになります。

 見積もりをしたスタッフが現場入りをしますので、別れ際には、
 「私が気持ちを込めて、遺品の整理にあたりますから、すべて任せてくださいね」
 「本当にご迷惑をかけますが、宜しくお願いします」
 「いやいや、ご迷惑とかおっしゃらないで。心配事を解消するのが、私たちあんしんネットの使命ですから。安心してください」

 作業は一週間後。
 いよいよ、具体的な作業をお知らせします。

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