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遺品整理と福祉整理の「あんしんネット」。不正見積もりばかりの業界に風穴を開けます。

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今朝、午前中から都内の遺品整理の見積もりに出かけました。

現場に到着すると、そこは3社の見積もりとなっていました。
最善の整理方法と、その料金、今後の段取りなどを依頼者に伝え、一旦近くで行なわれる次の見積もり現場へとむかいました。

依頼者との別れ際に、「今回は突然のことで、色々と出費も大変でしょうから、できる限りの値引きもしています。
しかし、今の私にできるギリギリのラインで見積もりをしていますから、これ以上の料金の値下げはできません。
遺品整理は、故人の遺品を整理するわけですから、気持ちを込めた作業、それが私たちの会社で、最も大切にしていることです。
他社さんの値段が、私たちより安く、見積もりに来た人の応対で納得できるならば、それにこしたことはありません。
もし、あんしんネットに依頼をされるならば、後で私の携帯に連絡してください」
との言葉を残し、見積もり現場を離れたのです。

30分後に、
「あんしんネットさんに、お願いいたします」、との連絡をいだきました。

1時間後、再び現場へと戻り、現場の応急処置を施し、そこで改めて、弊社に依頼された理由を伺いました。

まずは、他の2社が、その場で明確な料金を提示していないとのこと。
現場を見れば、整理をする物量はじめ、配車やスタッフの配置がわかります。
それをもとに、すぐに料金設定はできるのですが、大雑把な料金しか提示しなかったとのこと。これでは、誰だって不安になります。
また、適切な作業内容の提示もなく、今にも作業にとりかかるような態度をとっていたこと。
これも、過去に違法な不用品処理を行なっていた業者の手口と同じです。
後請求で、過去にどれだけの方が被害にあわれたことか。

まだまだ料金体系を明確にしない「遺品整理」をサービスに謳う業者がおおいことかと、恥ずかしい思いにかられてしまいます。

あんしんネットでは、料金体系は明確に!を、心がけています。
精神面での不安があるときに、経済的な不安を与えることは好ましくありません。
私の場合は、社内的に見ると、過度の値引きを行なう悪い癖(会社的に見ると、利益がほとんど出ない)があり、いつも若い衆に突き上げを受けています。
しかし、遺族の家族環境や立場を思うと、どうしても見積もりが甘くなってしまいます。
でも、遺品整理とはそんなものだと思います。
決して、そこから甘い汁を吸おうなどという考えを持ってはいけないものなのです。

ネット上で、色々な細工をして、消費者をひきつけるホームページが出回っています。
中には、遺品整理の業者紹介サイトも多く出てきました。
あんしんネットにも参加しませんか?という依頼が多く入りますが、すべて、私の一言で却下となります。
一例を挙げると、お客様を紹介すれば、売り上げの20%を紹介サイトへ紹介料として支払うような契約体系となっています。
これは20万円の現場であると、そのうちの4万円が紹介サイトへと流れることになります。
それならば、4万円、お客様が支払う料金を下げてあげることが、遺族の為になると、誰でも思うことでしょう。
現場で汗を流し、遺族と接して、整理を実際にしている私たちからすると、そんな甘い話は通用しません。
しかし、残念ながら、ネットの世界ではそのような現実があるというのも事実です。

胸をはって、どこに出ても正々堂々と話ができる遺品整理会社、それがあんしんネットであると私は言えます。

理想を持ち、さらに主義・主張をして伸びていく会社にしたい。
単純ですが、今の日本でそれを貫いている遺品整理会社が少ないというのも、寂しい現実です。

先日来の講演で、それを聞かれた方からの励ましの手紙も多くいただきました。
「孤独死や孤立死」の実態を知り、私たちと同じく、それを減らす活動をやりたいとの申し出もありました。
会社の利益にとらわれることなく、社会がより良い方向に向かう、そんな活動を、ささやかながら地道に続けていきたいものです。
もちろん「福祉整理」も重要な整理です。
高齢者の為に、最善の整理を常に用意して、明日からも現場入りです。

東京都大田区の遺品整理・福祉整理・特殊清掃会社「あんしんネット」のホームページ → 遺品整理・福祉整理のあんしんネット

遺品整理・福祉整理・特殊清掃を新人が挑戦・新人見習いブログ → 遺品整理人見習い奮闘記

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